ゆめにっき

睡眠に入る手前のレム時にオリジナルの曼荼羅の模様がくっきり
ここでしっかり目を覚ましてありのままを模写する力があればと
いつも思うがそのまま睡眠へ


私は王に追放された
見に覚えの無い罪
親兄弟が皆殺しにされ
私だけが生き残った
日に募る怒りは魔力を帯び
驚くことに私は人ならざる力を手に入れた


そして10年
配下の者と機会をうかがっていた
同じように王に恨みを持つものと


そして反撃ののろしは上げられた
王が作り上げたピラミッドのような
石の宮殿
念力で外壁から居場所を察知し
その魔力の前に石の壁は水のように溶けていく


まず王を殺し
后の前で子と娘を
そして最後に后を殺した